料理教室に初心者が通うメリットとは?基礎から学ぶことから始めましょう!

最近では料理のレシピは多くのサイトにあげられています。

また料理動画なども無料で見ることができるようになっていますが、料理教室は常に人気の習い事となっており、その数を増やしてきています。

では料理教室に通うメリットとは何なのでしょうか。

初心者が通っても大丈夫なのでしょうか。

ここでは料理教室に初心者が通うメリットについて紹介していきたいと思います。

料理の基礎とは?

サイトにあがっている料理のレシピや動画を見て、その通りに再現できるのであれば料理教室に通う必要はないように感じますが、実際にはその通りにすることが難しいと言われています。

「下茹でしたものの皮をむいて、調味料とともに入れていく」

という文章を見て、

「下茹でとは?」

「皮はどのようにむく?」

「調味料はどのタイミングで入れる?」

ということがわかっていない人はその文章通りにはできないで困ってしまうのです。

料理教室ではそういった料理の基礎、基本から学ぶことができます。

ここでは料理教室で学ぶ料理の基礎、基本を紹介していきます。

食材についての知識

野菜や果物には「旬」というものがあり、季節によっておいしさが変わります。

また、それぞれに新鮮なのか、おいしいものなのかという見分け方もありますし、保存の仕方も違っています。

皮をむかなければいけないものか、あく抜きが必要なのかといったことも含めて食材についての知識が必要とされるのです。

食材についての知識を持つことで買い物も上手になりますし、料理の腕も向上することでしょう。

調理器具についての知識

料理をする際にはさまざまな調理器具を使います。

包丁、まな板、フライパン、鍋、ピーラー、計量カップなど数多くの種類があります。

それぞれの適切な使い方や洗い方、手入れの仕方を知っていくことで効率的に料理をしていくことが可能となります。

調味料についての知識

料理は調味料の「量」「入れるタイミング」で大きく味が変わってしまいます。

同じ調味料を入れたとしても入れるタイミングが違えば味も違ってくるのです。

調味料の種類だけでなく、どの順番で、どのタイミングで入れるのかということが重要なのです。

料理教室に初心者が通うメリットとは

料理教室に通うためには時間もかかる、お金もかかるということで避けたいという人がいるかもしれません。

また、「初心者だから」ということを気にして通いにくいということもあるかもしれません。

しかし実際には初心者こそ通うメリットが多いのです。

ここでは料理教室に初心者が通うメリットについて紹介していきます。

一人ではない、仲間ができる

料理教室にもさまざまな形態があるのですが、多くの料理教室では先生と複数の生徒で教室が開かれます。

一人ではなんとなく気が乗らない、恥ずかしい、という場合でも同じような料理レベルの人が一緒に授業を受けることによって参加しやすくなるのです。

また、これは理論的にも実証されており、仲間と一緒に料理を作って評価しあう、情報を交換する、料理についてコミュニケーションをとるということで料理レベルの向上に役立つのです。

さらに単純に教室に通っている人とコミュニケーションをとることで知り合いや友達を増やすことにもつながっていきます。

こうしたグループ型の教室では2~3人で一つに料理に取り組むという場合もあり、分担して料理を作るということもあります。

この時に他の人がどのように料理をしているかを知ることができるのもメリットとなります。

料理の基礎や基本が身につく

料理は独学でも学んでいくことは可能なのですが、難しいとされているのが実はこの「料理の基礎」を学ぶということだと言われています。

例えば、料理動画を見てその通りに作り、料理自体はおいしいものができたとします。

しかし食材に多くの無駄がでたり、高い費用がかかったり、調理器具をダメにしてしまったりしていては意味がありません。

まだ、一品作るのにかなりの長時間がかかっているということもあります。

食材を無駄なく使い切る、安く仕入れる、旬のものを選ぶというところから始めて、料理をするのに必要な調理器具を適切に選び、調味料を正しく使用するということができて「料理ができる」という状態になるのです。

こうした料理の基礎ができている人はアレンジもできる、応用がきくという状態になっていきます。

よく料理ができる人が「ある食材で料理をする」「レシピに応用を加えてさらに違う料理にする」ということがありますが、あれは料理の基礎ができていればこそできるのです。

こうした料理の基礎を学ぶことができるのも料理教室ならではと言えます。

わからないこと、不明な点はその場で質問できる

料理をするにあたってすべての疑問点が料理をする前にわかっているということはありません。

ほとんどの疑問は料理をしている過程で発生してくるものです。

包丁の使い方、火加減、調味料を入れるタイミングなど不明な点が出てくればその場で先生に質問をして解決することができるのです。

その場で解決してしまうことで、それが自分の知識や技術につながっていきます。

料理教室の形態について

料理教室といえば、ある程度広い場所に先生と複数の先生がいる「グループ型、教室型」が多くありました。

しかし最近では他の形態も出てきており、それぞれにメリットとデメリットがあります。

そこでここでは料理教室の形態について紹介していきます

グループ型

もっとも昔からある形態の料理教室です。

先生が一人もしくは二人で、複数の生徒で授業が行われます。

授業料も低めに設定されていることが多く、他の仲間と一緒に料理を学ぶことができるというメリットがあります。

しかし複数の生徒に先生が一人ということもあって一人当たりにかかる先生の目が少なめになってしまうというデメリットがあります。

マンツーマン型

こちらは先生一人に対して生徒一人というマンツーマン型、個人レッスンです。

他の人がいると質問しにくい、自分がもっとも初心者かもしれないという人でも個人レッスンであればいつでも質問できるというメリットがあります。

一つずつの工程に対しても先生の目が常に行き届いていることになるので、料理レベルの向上も確実なものとなります。

グループ型と比べると費用が高くなってしまうというデメリットがありますが、効果も高いと言えるでしょう。

オンライン教室型

こちらは近年増えてきているスタイルです。

特にコロナが流行した際に自宅で利用したいという人が多く出たことで急激に普及していきました。

料理教室に通うのが手間である、近くにない、人と直接話すのが苦手という人におすすめなのがオンライン教室型です。

自宅の自分が普段使っているキッチンで料理をするため、使い慣れた調理器具でできるというメリットがあります。

また、教室に通うよりは費用も低く設定されており、時間や手間もかかりません。

まとめ

料理教室は昔からある習い事ですが、現在も人気の習い事です。

グループ型、マンツーマン型、オンライン教室型などいろいろな形態がありますが、それぞれに特徴があるので自分に適したものを選ぶと良いでしょう。

料理教室に通うメリットは多くあるのですが、初心者だからこそ受けることができるメリットも数多くあるので、ぜひ通ってみることをおすすめします。

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