習い事は子どものものだけではない、大人の習い事は生活を豊かにする

習い事というと子どもがするものというイメージがあるかもしれません。

小さいうちに習い事をすることで脳や体の発達に影響を及ぼし、それが将来的に役立つことも多いからです。

しかし習い事は子どものものだけではありません。

大人が習い事をすることで生活、人生が豊かになり、日々を楽しく生きていくことにもつながるのです。

そこでここでは大人が習い事をすることのメリットやどういった習い事があるのかということについて紹介していきたいと思います。

大人が習い事をするメリットとは

大人が習い事をするのは子どもの習い事と同じ部分と違う部分があります。

子どもの習い事は親に勧められるものもあるでしょうし、将来に役立つという思いでやることもあります。

しかし大人がする習い事は本人の趣味であったり、健康に影響を及ぼす、友達を増やすといった意味合いのものが多くなっています。

そこでここでは大人が習い事をするメリットについて紹介していきます。

趣味を楽しむことができる

大人が習い事をする際には定年後のタイミング、子育てが落ち着いたタイミングなどで始めるという人が多くいます。

忙しい生活にひと段落がついたときに時間ができる、趣味がないという人が習いごとをすることで充実した生活をおくることができるようになるのです。

一人でできる趣味を楽しむというのももちろん良いのですが、習い事をすることとで先生の指導を受けたり、仲間と一緒に学んだりすることが可能となります。

技術、知識を深めることができる

大人がする習い事の中には手先を使って何かを作るような技術が必要となるものであったり、歴史や語学など知識が深まっていくようなものもあります。

こうした習い事を通じて大人になってからも成長感を感じることができるだけでなく、自己肯定感を高め、知的好奇心を満足させていくことができるようになっていくのです。

いくつになってもこうした成長は人生を豊かにしていくものなのです。

同じ趣味嗜好の人と知り合える、交流できる

趣味の中には一人で取り組むというものもありますが、習い事では同じ趣味嗜好の人が集まることとなります。

その場では同じ趣味の人と出会う機会にもなりますし、交流を深めることにもつながります。

そこでは年齢、性別、立場など関係なく新たな出会いを求めることができるでしょう。

特に大人になってからは仕事以外では知り合いや友達を増やす機会が減るという人が多いので、こうした場は貴重と言えます。

健康維持が可能となる

習い事の中には軽度な運動を含むものもあります。

大人になってからは運動をしない、仕事を引退してからは体を動かすことも減るという人も多いでしょう。

そういった人が習い事を通じて体を動かしていくことで、運動不足の解消や心身のリフレッシュをつながることとなります。

また、頭を使うこと、手先を動かすこと、身体を動かすことは健康維持や認知症予防へも良い効果が期待できます。

脳を刺激する習い事

習い事にも色々とありますが、体はあまり動かしたくない、頭を使うような習い事をしたいという人におすすめの習い事を紹介します。

健康麻雀

麻雀(マージャン)というと「ギャンブル」「煙草を吸いながら」というようなイメージが強く、習い事などでするようなものではないと考える人も多くいます。

しかし健康麻雀と呼ばれるものは「お金をかけない」「煙草を吸わない」というルールの中で行われるもので、高齢者や女性にも人気のものとなっています。

ルールがわからないからできないという人も習い事としてすることで教えてもらいながら楽しむことができます。

脳を使い、手先を使うことによって認知症予防にも大きな効果があるとされており、健康維持にも役立つ習い事として注目を集めています。

囲碁・将棋

囲碁や将棋は昔から知的なイメージがある競技です。

ゲーム感覚で楽しむことができますし、腕が上達していくのも楽しむことができます。

習い事として行っていくことで初心者からでも学ぶことができますし、対戦相手との交流を進めるのも良いでしょう。

もちろんこちらも脳の活性化に大きく役立ちます。

心身のリフレッシュ、ストレス発散ができる習い事

習い事を通じて心身のリフレッシュをしたい、ストレス発散をしたいという人におすすめの習い事を紹介していきます。

ボクシング、キックボクシング

こちらは仕事をバリバリしている世代に人気の習い事です。

仕事や日常生活の中で溜まってきたストレス、フラストレーションを発散するのにうってつけのものとして人気です。

パンチをする、キックをするというのは普通の生活ではあまりする動きではありません。

こうした動きをすることでストレスを開放して心身のリフレッシュをすることができます。

もちろんこうした運動をすることは筋力や体力を維持していくのにも役立ちます。

歌、カラオケ

特に習い事としてではなく、カラオケに行ってストレスを発散しているという人もいるでしょう。

大きな声を出して歌うということはストレスを発散させるのには非常に適しているのです。

もちろんそれでも十分に楽しめるのですが、習い事として習うとまた違った感触があります。

歌の習い事としては、カラオケ講座、合唱、ボイストレーニング、昭和歌謡などさまざまなものがあります。

歌を先生に学ぶことで歌が上達していくのもありますし、一緒に習っている人とも交流を深めることもできます。

一緒に大きな声を出して歌うことで一体感も高まるでしょう。

楽器演奏

楽器の演奏は若いうちから一生続けていくことができる趣味として人気の習い事となっています。

楽器にも色々とあり、ピアノやバイオリン、ギター、琴、ドラムなど多種多様です。

楽器をしたことがないという人であっても習い事として先生に一から学んでいくことによって楽しみながら上達していくことができます。

語学関係の習い事

習い事として安定した人気を誇っているのが語学関係の習い事です。

趣味として楽しめるだけでなく、実用性も高いということが人気の秘訣となっています。

英会話

やはり語学の中でも人気なのが英会話です。

若い人から高齢者まで幅広く人気となっており、実用性と趣味の両方を兼ね備えています。

仕事上で英語が必要となる、海外旅行で使う、日本を訪れている外国人と話すことができるという知識を身に着けることができます。

英会話を通じて外国文化に触れることができるのも魅力です。

韓国語

少し前には「韓流ブーム」があり、韓国ドラマなどを通じて日本でも韓国語が人気となりました。

そしてその後もK-POP、韓国ドラマなどが若い人にも人気となっており、韓国語は若い人から高齢者まで学びたいという人が増えている語学です。

韓国語を学ぶことで韓国語の歌を原曲のまま聴くことができる、韓国ドラマを吹き替えや字幕なしに楽しむことができるようになります。

もちろん韓国の文化を楽しんだり、韓国に旅行したりすることにもつながっていく趣味と言えるでしょう。

まとめ

習い事は決して子どもだけがするものではなく、大人が行うのにも多くの役立ちがあるものです。

それは趣味として楽しむもの、健康維持としてできるもの、仲間との交流をするものなどさまざまです。

ぜひ自分が楽しめる習い事をやってみることをおすすめします。

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