英会話は独学でも学ぶことができる?独学におけるメリットとデメリットをまとめて紹介します!

近年日本では英語教育は小学校から行われており、中学校、高校と続けて学んでいくこととなります。
ではすべての大人が英会話ができるかというとそうではありません。
学校の教育と実際の英会話が違っていることが関係していることが原因だと言われています。
では英語を学ぶには英語教室、英会話教室に通うしか方法はないのでしょうか。
ここでは英語を独学で学ぶ際のポイント、メリット、デメリットなどについてまとめて紹介していきたいと思います。

英会話を独学で勉強する際のポイントとは

昔から英会話を学ぶといえば英会話教室に行くというのが一般的でした。
もちろん今でも多く利用されている勉強法であり、確実な方法と言えるかもしれません。
ただ、最近ではさまざまな勉強の仕方が増えてきたことで独学でも学ぶことができるようになってきています。
そこでここでは英会話を独学で勉強する際のポイントについて紹介していきます。

一気に多くするのではなく継続することが重要

これは他の勉強でも同様のことが言えるのですが、空いた時間にまとめてやってしまって触れない時期が長くあるというのは勉強法としては間違えています。
長く勉強した際に飽きてしまったり、勉強していない期間に興味がなくなってしまったりします。
こういった現象を防ぐためには英語の勉強を習慣化してしまう、継続させるということがもっとも重要となります。
毎日短い時間でもよいので英語に触れる、英会話を話す、聞くということから始めてみましょう。
朝起きた時に英語の動画を見る、通勤や通学途中に単語帳を見る、配信動画を見るというように英語に少しずつでも触れることが重要なのです。
習慣化してしまえば、それほど苦痛なく続けていくことができるでしょう。

達成できる目標をたてる

独学で英会話を学んでいくときに注意しなければならないのが「モチベーションの低下」です。
人間はゴールが見えないとやる気が途切れてしまうことがあります。
特にそれが他人に学んでいるわけではなく、自分で計画してやっている場合は「嫌になればすぐに辞めてしまう」という危険性があります。
そこでポイントとなるのが達成できる目標をたてるということです。
「英語で自己紹介がしたい」「海外の映画やドラマを字幕や吹き替えなしで見たい」「海外の人とスムーズに話せるようになりたい」というような目標を設定していくことで、「そこまで頑張ろう」という意識を持つことができるのです。

インプットするだけでなく、アウトプットを意識する

語学を独学で勉強する際に注意しなければならないのがインプットばかりになりがちということです。
単語を覚える、文法を覚える、動画を見るということを真面目にしてインプットを進めたとしても実際に相手に向かって話してみるというアウトプットをしなければなかなか上達しません。
アウトプットの方法としては英語を声に出して読んでみる、英語の文章を書いてみるといったことがありますが、もっとも理想的なのは外国人を相手に実際に英語で話すことです。
英会話教室に通っている場合はこうしたことは日々できるのですが、独学ではこうした機会があまりありません。
独学の場合はこうした機会を作るのがもっともポイントとなるでしょう。

自分が興味のある分野から始めるのが良い

独学でモチベーションを保って勉強を続けていくためにはある程度楽しみながらでなければ続きません。
そのため何か興味があること、映画やアニメ、ゲーム、スポーツなど自分が興味を持っていることから始めていくのがおすすめです。
楽しみながら勉強をしていくことで安定して続けることができるでしょう。

 

独学でおすすめの勉強法

独学で英会話を学ぶといっても具体的にどうすれば良いのかわからないということがあるかもしれません。

基礎となる中学校レベルの単語と文法を固めていく

英語を母語として話している人々はそれほど意識していないかもしれませんが、日本人が英会話を上達させていくためにはやはり基礎となる英文法と単語をマスターしていく必要があります。
そうした基礎の文法や単語は中学英語にほとんどが含まれています。
大人が英語を学ぶ場合は昔自分が学んだことを思い出しながらしっかりと基礎を固めていくということが確実な方法となります。

シャドーイングとディクテーションで深めていく

さらに英会話の理解を深めていくためにはシャドーイングが効果的です。
シャドーイングとは音声を聞いたらすぐに自分で復唱するという方法です。
言語習得で多く使用されています。
音声を聞いて、すぐに復唱する、何を言っているかわからない場合は文章を見て調べるということをしていきます。
専用の音声が配信サイトなどにも多く掲載されているので、それらを使用するのが良いでしょう。
この際、映画や洋楽などはあまり教材としては適していません。
かなり崩した発音で歌っていたりすることがあるため、正確な英語学習には向いていないのです。

ディクテーションは音声を聞いてその単語を書き出すという方法です。
正しく聞き取れているか、その単語を知っているか、正しいスペルで書くことができるかなどかなり総合的な力が必要となってきます。
ある程度の文章を書き出すことができるようになればかなりのスキルだと言えます。
こうしてどんどん英語力を深めていきましょう。

英語を英語で理解していく

長く英語を勉強しているのになかなか上達しないという人の特徴として、英語を一度日本語に翻訳して理解した上で、あらためて英語の文章に落とし込むという作業をしているということがあります。
このやりかたでは時間がかかる上にどうしても日本語での理解に頼ってしまうため、英語が上達しなのです。
英語をスムーズに話す人の特徴として英語を英語で理解しているということがあります。
英語のままで理解するということを意識づけしていけば、対応も早くなりますし、より深く英語を理解できるようになっていくでしょう。

 

独学で英会話を学ぶ際のメリット、デメリット、注意点について

英会話はやり方さえ間違えていなければ独学でも可能です。
ただし、それぞれにメリット、デメリット、注意点がありますのでそこには注意が必要となってきます。
ここではそれらについて簡単に紹介していきます。

 

メリットについて

英会話を独学で行うメリットは「他の人のペースに惑わされない」「月謝が不要なので費用がかからない」ということがあります。
英会話教室などに通うことにはメリットもあるのですが、どうしても他の人がいると緊張する、他の人のペースに惑わされるということがあります。
独学の場合はそれらは気になりません。
また、英会話教室に通う際の月謝も不要となります。

デメリット、注意点について

英会話を独学で学ぶ際のデメリットは「自分の上達進度が確かめにくい」「モチベーションの維持がしにくい」「実践する機会が少ない」ということです。
他の人と勉強していない分だけ自分のレベルが確認しにくくなります。
また、モチベーションを保つことが難しく、嫌になったら辞めてしまうことがあります。
実際に人を相手に英会話をする機会も少ないでしょう。

まとめ

英会話を独学で勉強する際には明確なメリットとデメリットがあります。
自分のペースで勉強することはできるのですが、やはり実践の機会が少なくなる点には注意が必要だと言えます。

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