習い事というと子どもがするものと思われがちですが、実は大人になってからする習い事もいろいろとあります。
英語教室もそのうちの一つであり、大人が英語教室に通うことでさまざまなメリットがあります。
そこでここでは大人が英語教室に通うことのメリットについて紹介していきたいと思います。
仕事、就職、転職に有利になる
大人が英語教室に通うことのメリットの中でやはり大きいのは仕事関係に有利になるということです。
国際化が進む世界では英語を話すことができるというのはビジネス上大きな強みとなります。
そのため学生時代に英語検定やTOEICなどを受けるという生徒も増えています。
ただ、英語を学ぶ、英語の資格をとるのに遅いということはありません。
大人になってからでも英語の資格がある、英会話ができるというのは常に有利になります。
今している仕事のスキルアップをしたい、次のステージに行きたい、就職や転職を有利に進めたいという考えで英語教室に通うということは重要な意味を持つのです。
英語ができるということで海外の支店勤務を目指すということや、海外事業部などへの転属も狙えるかもしれません。
収入を上げることにつながる
英語教室に通うことが収入アップにもつながる場合があります。
まず英語ができるということで翻訳の仕事をしたり、海外から商品を仕入れて販売するということも可能となります。
また、会社勤務の人についても英語ができることで仕事内容が変わってくることがあります。
英語ができるから活躍できる部署に配属された、持っている英語の資格が評価されたといった理由で収入が上がるということがあるのです。
英語を学ぶことが収入を上げることにつながることは周知の事実だと言えるでしょう。
交流の幅が広がる、モテることにもつながる
国際化が進む中で日本を訪れる外国人も増加しています。
こうした外国人は観光目的ということもありますが、日本に住んで仕事をしているという場合もあります。
そうした中で英語という言語は世界中の多くの国や地域で使用されている言語でもあり、英語が母語でない国でも第二公用語となっていることも多くあります。
そのため、英語を話すことができれば多くの外国人とコミュニケーションをとることが可能となり、交流の幅が広がることとなります。
また、そうして英語を話すことができるというのは恋愛にも影響してきます。
英語を話す外国人の恋人ができる可能性も高くなりますし、日本人と交際していても流暢に英語を話すことができればさらに好意を持たれるかもしれません。
語学が堪能であるということは恋愛にも影響してくるのです。
情報収集に役立つ、文化や歴史を知ることができる
最近ではパソコンやスマホの普及によってインターネットを当たり前のように使うことができるようになっています。
海外のサイト、ホームページなども自由に見ることができるようになっているのですが、当然外国語で書かれているために誰でも読めるわけではありません。
自動翻訳なども使えるようになってきていますが、まだまだ精度が低く、不自然な訳になっていることも多くあります。
英語が堪能であれば自然とそれらのサイトを見て情報を得ることができるでしょう。
日本語しかできない人と英語が堪能な人では得られる情報の質や量が違ってくるのです。
また、日本でパソコンの操作をする際、海外の商品を使用する際などにも説明が英語で表記されていることが多くあります。
こういった場合にも英語ができれば効率よく利用することができるでしょう。
このように情報を得ることができれば外国の文化や風習、歴史なども知ることができるのです。
日常的な話では映画やドラマなども吹き替えや字幕なしに見ることもできます。
海外渡航、海外就職、海外移住が容易になる
海外で仕事をする、海外に移住するという際には英語ができるということは必須条件となります。
英語圏の地域はもちろんですが、英語圏でない地域であっても英語が話せれば多くの人とコミュニケーションをとることが可能となります。
これは欧米だけでなくアジアであっても同様です。
アジア地域でも英語が話せればたいていの意思疎通は可能となります。
今すぐに移住する予定がないという場合でも英語ができれば自分の選択の幅が広がるでしょう。
また、移住しなくても旅行の際にも英語は大きく役に立ちます。
海外旅行に行く際にもっとも心配されるのが「会話が通じるのか」ということです。
ただ、英語を話すことができれば多くの国と地域で意思疎通が可能となるため、会話に関する心配をしなくても良いということになります。
自信を持ち、積極的になることができる
語学を学ぶというのは時間と手間がかかることです。
これを成し遂げた、外国人と会話することができるということは自信につながります。
また、海外の人が多く日本を訪れるようになっており、街中でも困っている外国人も増えてきています。
英語ができなければ声をかけにくい、助けにくいということもあるかもしれませんが、英語を話すことができれば積極的に話しかけることもできるかもしれません。
こうした積極性もメリットと言えるでしょう。
大人が英語教室に通うことにデメリットはあるのか
大人が英語教室に通うことについて特に大きなデメリットはありませんが、いくつかの注意点はあります。
ここでは実際に英語教室に通う際に注意すべき点について紹介していきます。
ある程度の期間の時間の確保が必要
語学を学ぶのは短期間では行うことができません。
ある程度の一定期間を継続して勉強することが必要となるために中長期的な計画が必要となります。
そのため短期間で結果を出したいという人にはあまり適していないとも言えます。
途中で辞めてしまう、挫折する
子どもがしている習い事と大人がしている習い事で大きく違うのは大人の場合は自分の気分次第ですぐに辞めることができるという点です。
保護者に怒られる、保護者が月謝を出しているということがなく、自分の意志で習っていて自分で月謝を支払っているために挫折して辞めてしまうことが多いのです。
モチベーションを維持しながら継続して習い事をしていくということが重要だと言えます。
インプットだけではなくアウトプットも必要である
英語を学ぶ際にもその勉強方法の種類は増えてきています。
英語教室や英会話教室に通うという方法の他にもインターネットを通じてオンラインで学んだり、テキストなどを使って自学する、動画配信で学ぶなどさまざまです。
その際に注意しなければならないのがアウトプットです。
独学で起こりやすいのが「インプットしやすいがアウトプットしにくい」ということです。
単語を覚える、発音を覚える、リスニングをするといったインプットは可能なのですが、実際に人を相手に話してみるというアウトプットがしにくいのです。
やはり実際に面と向かって話をしなければ語学は上達しません。
こうしたインプットとアウトプットをバランスよくできるのが英語教室、英会話教室なのです。
まとめ
英語教室に通うのは子どもだけではありません。
大人が英語教室に通うことには仕事面やメンタル面などに大きなメリットがあり、したい仕事の内容によっては英語は必須となることもあります。
ぜひさらなるスキルアップのために英語教室に通ってみましょう。

