お金持ちはどんな習い事をしている?費用がかかる習い事について紹介します

習い事をしている子どもは数多くいますし、習い事の種類も数多くあります。

習い事の中にはそれほど費用がかからないものもありますが、他と比べると費用が多くかかるものもあります。

そこでここでは費用が高めの習い事、お金持ちがしていることが多い習い事について紹介していきたいと思います。

乗馬

一般的な家庭の子どもがあまり習っていない習い事として乗馬があります。

馬に乗っているというだけでも高貴なイメージがあるかもしれません。

大人になっても乗馬クラブに通うことがあり、外資系、資産家の人の趣味としても利用されています。

子どもが習うタイプの乗馬スクールも郊外を中心に展開されています。

馬に乗る際にはただ乗っていれば良いというものではなく、下半身を中心に全身の筋肉を使います。

初めのころは筋肉痛に悩むということも多いでしょう。

こうして体力面を鍛えるだけでなく、馬と意思疎通をすることによって感情面も豊かに育てていくことができます。

ただ、生き物を扱う習い事ということもあって乗馬クラブ、乗馬スクールへの入会金も10万円前後と高く設定されていることが多く、月謝も3~5万円と高額になっていることがあります。

ゴルフ

こちらもお金持ちというイメージが強い習い事と言えます。

お金持ちの子ども、会社経営者の子どもなどは将来的にゴルフをするような世界に関わる可能性が高いため、大人になった時のことを考えて習わせているということもあります。

ゴルフを行う際にはボールやゴルフクラブ、ゴルフウェアを揃える必要があるのですが、子どもの体格の成長によって買い替える必要が出てきます。

特にゴルフクラブは高価なものが多いので注意が必要です。

また、ゴルフ場を実際に回る際にも多くのお金がかかりますし、ゴルフスクールやレッスンプロの指導を受けるのにも費用がかかってきます。

ある程度上達してきてラウンドを回るようになってくるとかなりの費用がかかる習い事だと言えるでしょう。

日本舞踊

こちらも習っているというだけで上流階級のイメージがある習い事です。

日本舞踊は歴史のある日本文化で「舞」「踊り」を合わせたものです。

単純に踊れば良いというわけではなく、立ち振る舞いが美しくなる、礼儀作法を学ぶことができるということでお金持ちの女子に人気の習い事となっています。

ただ、日本舞踊は他の習い事と違い、流派、家元、師匠といった概念があります。

月謝自体はそれほど高くなかったとしても和服、発表会の費用、師匠に対するお歳暮を現金で和渡すといった慣習があるためにかなり費用がかかってくることとなります。

芸術の世界はそこにある慣習が特殊なことが多く、複雑なことが多いのです。

バレエ

クラシックなどの優雅な音楽に合わせて踊るバレエもお金持ちに人気の習い事です。

リズム感が良くなる、インナーマッスルを鍛えることができるというだけでなく、背筋を伸ばす姿勢を保つことが重要となってくるために日常生活でも美しい姿勢でいることが可能となります。

気品のある女性になるということでお金持ちの女性に人気の習い事となっています。

ただこちらも発表会で多額の費用がかかるだけでなく、日本舞踊と同様に先生に対する謝礼などが必要となるケースもあるため注意が必要です。

バイオリン

習い事として楽器を習うことは多くあります。

一般的なのはピアノですが最近ではギターやドラムといった楽器も増えてきています。

そうした楽器とは少し違っているのがバイオリンです。

バイオリンはしっかりとした音を出すのが難しい楽器でもあり、下手な人が演奏するとキィキィという不快な音がでるだけです。

それだけに習得するのに時間がかかる楽器でもあるのです。

また、こちらも月謝以外に発表会の際の費用がかかってきますし、何よりもバイオリン自体が高額ということがあります。

子どもの練習用でも数万円するのですが、体格の成長に従って、腕の上達具合に従って買い替えていく必要があります。

良いものになると数十万円~数百万円するようなものも増えてきますので、続けていくにはかなりの費用がかかる習い事だと言えます。

テニス

テニスはスポーツの中でも特に社交的なものとして富裕層に人気です。

日本でも天皇陛下ら皇室の方々が好まれるスポーツとして知られています。

適度に体を動かすスポーツであり、ダブルスの際の仲間や、練習試合の相手などと心を通わせながら楽しむことができるスポーツだとされています。

ヨット、セーリング、ダイビング、サーフィン

これらのマリンスポーツは富裕層の中でも特に社交性が高い人たちに好まれているものです。

ヨットやセーリングを自前で用意する場合は多額の初期費用がかかりますし、維持するのにも高額な費用がかかるために基本的に富裕層でなければ手を出すことができないものです。

習い事として行う場合にもレッスン料の他にそれらの使用料がかかってくるために、かなりの費用がかかる習い事となります。

 

お金持ちの習い事選びの際に注意すること

小学生の習い事としては、水泳や塾、ピアノ、そろばんなどが人気ですがお金持ちが行っている習い事はそれらとは違ったものも多くあります。

ただ、子どもが習い事として行うために選ぶ際にはいくつか注意しなければならないこともあります。

ここではそういった注意点について紹介していきます。

お金がかかっていることは子どもには関係がない

ここで紹介したような習い事は一般的な習い事と比べると高額な費用がかかるものばかりです。

保護者としてはそれだけの費用を出しているために子どもに対する期待も高くなることもあります。

ただ、高額な費用がかかっているということは子どもには理解されないことが多く、あくまでも「習い事」として行っているということも多くあります。

思うように結果が出ない、本人がそれほどやる気を出さないという時に「こんなにお金がかかっているのに」と子どもにぶつけてしまうと子どもはますますやる気を無くしてしまい、「それなら辞める」となってしまう場合があります。

高額な費用がかかっていることは子どもには理解されないということに注意しておきましょう。

将来的なことよりも子どもが楽しんで続けることができるものを選ぶ

お金持ちが子どもに習わせる習い事の中には「将来的に役立つ」ためのものが多くあります。

それをしっかりと習う、身に着けることで将来的に役立つために習わせるというものですが、それも子どもにとってはなかなか理解できるものではありません。

将来的に役立つということよりも、今楽しんで取り組むことができているかどうかが重要となってきます。

子どもがその習い事を楽しんで行っていると継続もしやすいですし、上達も早くなります。

好んで取り組んでいることで新たな能力が開花することもあります。

もちろん将来的に役立つことを習わせたいということも重要ですが、その習い事を子どもが楽しんで行っているかどうかも重要であることを押さえておきましょう。

まとめ

お金持ちの子どもが習っているものにはゴルフ、乗馬など特徴的なものが多くあります。

費用が多くかかるという傾向がありますが、あくまでも習い事であることには違いありませんので上達するかどうかは子どもの取り組み方次第だと言えるでしょう。

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