習い事といってもピアノなどの楽器系、ダンスなどの運動系、英会話などの語学系などさまざまなものがあります。
それらはたいてい平日の学校の後だったり、土日などを使って行います。
そのため、数日間かかるようなキャンプなどにはいくことはできません。
そうした習い事は夏休みなどを利用して行うことが可能なのです。
そこでここでは夏休みなどに利用することができる短期の習い事について紹介していきたいと思います。
短期の習い事のメリットとは
夏休みという期間は普段することができない貴重な経験をすることができるチャンスです。
この時期にすることができる短期の習い事には色々なメリットがあります。
そこでまずここでは短期の習い事のメリットについて紹介していきます。
短期間で結果、成果が出やすい
学校の夏休みは1~2ヶ月ほどですので、習得するのに半年以上かかるような長期的な習い事は向いていません。
逆に数日間のキャンプ、集中型の料理教室のように短期間で成果が出やすいというものと相性が良くなっています。
特に本人が興味を持っている、関心を示しているが普段はすることができないようなサマースクール、キャンプ教室であれば子どもは楽しく参加しますし、遊び感覚の中から色々なことを学んでいくでしょう。
費用や日程の目安がつけやすい
習い事をするには費用がかかります。
ただ、長期的に行っている習い事は最終的にどれだけの月謝を払うことになるのかということはわかりにくく、数年間通うとかなりの金額を支払うことになる場合があります。
また、習得したら辞めようという場合でもいつになったら習得できるのかということは習っているうちはわかりにくいということもあります。
それに対して夏休みの短期間の習い事は費用や日程が明確にされているものが多く、「何日間でこれだけの費用」「全何回でこれだけの費用」というように目安がついているものがほとんどです。
そのため費用の総額や日程がわかりやすいというメリットがあります。
夏休みに短期で行う習い事とは
夏休みに短期間で行うことができる習い事にもいくつかの種類があります。
そこでここではそれらの習い事について紹介していきます。
サマーキャンプ
夏休みに行う短期間の習い事の代表格と言えるのがサマーキャンプです。
自然の中、山、海、川などで日常生活からの解放感にあふれながら学ぶことができるサマーキャンプは子どもの自立性、協調性を育てるのに非常に適しているとされています。
キャンプでは一人ですべてを行うのではなく、他の仲間と協力してテントを建てたり、火を起こして料理をしたりします。
ここで出会う仲間は同じ地域、同じ学校とは違うことが多いので、新しく友達を作る場としても最適です。
街中では味わうことができない経験をすることで大きく成長することが期待できます。
扱っている団体や行先、体験できる内容によってかなり違いがあるものですので、それらを事前に調べて本人が挑戦したいもの、達成できそうなものを選びましょう。
科学、実験教室
こちらは理科や科学が好きな子どもにも適していますし、逆に理科が苦手という子どもも楽しんで参加することができるような教室です。
簡単な科学実験や電気を使った実験など普段学校ではやらないような実験をすることができるために楽しく科学に触れることができます。
また、学校から出されている自由研究などの宿題としても役立つことから、利用されることが増えています。
実験教室の中には保護者も参加することができるものもあるため、親子で協力して実験をすることでコミュニケーションをとることも可能です。
陶芸教室
モノづくりに興味があるという子どもには陶芸教室がおすすめです。
壺や皿などを自分の手で作成するということ、完成した作品は持ち帰りできること、持ち帰ったら実際に使うことができることが人気の理由となっています。
数日かかるようなものではなく、数時間から半日程度でできるものがほとんどですので参加しやすいという利点もあります。
こちらも保護者も一緒に参加できるプログラムが多くありますので、親子で一緒に作品を作って盛り上がるのも良いでしょう。
また、こちらの作品も夏休みの自由研究として利用することもできます。
プログラミング教室
プログラミング教室は近年急激に普及している教室です。
小学校でプログラミング教育が必修化されたことに伴って、夏休みの短期間で集中的に学ぶことができるプログラミング教室が人気となっているのです。
短期間で学ぶレッスンでは、プログラミングの基本的な考え方やコードの概念、使い方を学ぶことができるようになっており、プログラミング教育の予習や復習に適しています。
これからさらに発展が予想される分野ということもあって短期間の習い事としても注目を集めているレッスンだと言えます。
料理教室
昔の学校教育では男子は技術、女子は家庭科と授業が分けられていたこともありましたが、最近ではそういったことはなく、男女ともに家庭科に取り組むこととなっています。
そんな中、子ども向けの料理教室も多く開かれるようになっています。
子ども向けの料理教室では基本的な食材の扱い方、包丁の使い方、火加減の調整、調味料の組み合わせなどを指導しています。
料理というものに触れることによって、普段から料理をしていくというきっかけにもなりますし、保護者と一緒に料理を作ることで協力して取り組むことでコミュニケーションをとることが可能となります。
学習塾
学習塾というと日常的に通うものというイメージがあるかもしれませんが、夏休みの短期間だけ開催される短期講習もあります。
夏休みはどうしても勉強から離れる生徒が多いために学力が低下する時期でもあります。
このみんなが勉強していない時期に自分が勉強することで大きな成果を出すことができるのです。
集中的に勉強することで自分が苦手としている教科を克服するというのにも使えますし、得意教科をさらに伸ばすということも可能です。
夏休みだけ限定で開催される講習も多いので、受験勉強に、普段の勉強のサポートに、得意教科の強化に利用していくと良いでしょう。
英会話、韓国語、中国語
日常的に通うわけではないけど、一度習ってみたいという人が多いのが語学です。
夏休みに「全5回コース」のように回数が決まっているコースが開催されることもあり、そこではネイティブ講師と話すことができるものもあります。
もちろん数回という限られた回数の講座でその語学をマスターできるというわけではありませんが、その語学への興味付け、学習意欲の向上にはうってつけとなります。
特に韓国語や中国語は興味がある人でも日常的に通うのは難しいということもありますので、夏休みのような期間に短期の習い事として行うのも良いでしょう。
まとめ
夏休みという期間は日常的にはできないような習い事をする期間としては最適な期間となります。
この期間でしかできないようなサマーキャンプなどに取り組むというのも良いですし、学習塾や語学のようなものを短期間に集中して行うというのも良いでしょう。
こうした講座は回数や費用が明確に示されているために、金額や日程の目安がつけやすいというメリットもあります。
ぜひ、夏休みを有意義に過ごすために短期間の習い事を試してみましょう。



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